インプラント

歯がなくなったところの治療ってどんなのがあるの？

虫歯や歯周病で歯を失うと、ものが噛めなくなったり、人前で笑いづらくなったり、うまく発音しにくくなったりします。

それを回復させる方法はインプラント、ブリッジ、入れ歯の3つです。

それぞれに利点と欠点があります。

<<メリット>>

・セメントで固定するのでしっかり噛める。

・違和感が少ない。

<<デメリット>>

・歯を削るため虫歯の危険性が高まる。

・支えになる歯に無理な力がかかりやすい。

<<メリット>>

・歯や骨を削らないで済む。

<<デメリット>>

・違和感が大きい。

・硬いものは食べにくい。

・粘膜に潰瘍を作ることがよくある。

<<メリット>>

・噛む力を骨で支えるのでしっかり噛める。

・歯を削る必要がなく虫歯の危険が低くなる。

・違和感はほとんどない。

<<デメリット>>

・治療期間が長い。

・費用がかかる。

・手術が必要。

・骨が少ないとできない。

診察と治療計画

失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置により、治療法には様々な選択肢があります。

歯にかかる力の方向や強さはもちろん、患者様に無理のない衛生管理などを含め総合的に検討した上で、治療計画が立てられます。

一次手術

あごの骨にインプラントを埋め込みます。

治療期間

一次手術後、3〜6ヶ月の治癒期間をおくことで、インプラントと骨が強い力で結合します(オッセオインテグレーション)。

この期間、仮の歯を使用出来る場合もあります。

二次手術

歯ぐきを開いて人口の歯を取り付ける準備をします。

この状態で、歯ぐきが治るまで1〜6週間おきます。

人口の歯を作成・装着

歯ぐきが治った時点で型を取り、人口の歯を作ります。

形や色などは患者さんに合わせて作成し、インプラントに取り付けます。